バームクーヘン?

  6月に入り、学校では各学年が「体力テスト」に取り組んでいます。昨年来のコロナ禍により、全国的に子供たちの体力が低下しているのではないかと危惧されているだけに、子供たちがどんな記録を出しているのか心配なところです。
 
 昨日1年生のある子から、「校長先生、校庭にバームクーヘンが描いてあるよ!」と言われ、「はい?!」と答えてしまいました。
 どうやらこの子は、ソフトボール投げのラインが、家で食べたバームクーヘンの形と同じように見えたのでしょう。「なかなか感性が豊かだなぁ~」とニヤリとしてしまいました。
 
 このラインを引くのに、教員は苦労しています。中心角は30度なのですが、「どのように30度を作るか!」からスタートします。知恵を出し合って、正確な30度を導き出しました。中学の数学的思考の賜物です。
 ちなみに、教員からは1:2:√3が出されましたが、√3は1.73・・・と無理数になり、正確な数値になりません。発想は良かったです。これもOJTの一つでした。(1本の直線と体育用巻き尺1つでできます。ご家庭でも想像してみてください。)
 
 また1mおきにラインが必要なので、何人もラインカーを持って並んで引きました。
 段々と弧の長さが長くなるので、上手に丸びを帯びたラインを引くのが難しくなっていきます。また、2か所に作るので、時間もかかります。

 頑張った教員の努力の成果をご覧ください。
 

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更新日:2021年06月03日 18:39:52